2012年4月23日月曜日

ビュバー(buvard/吸取り紙)とプロテージュカイエ(protege-cahier/ノートカバー)が届きました!

かわいー・・・としばし見入ってしまいました。これからアップしていきますが、ちらっとご紹介。
きちっと額装してあげれば雰囲気のあるインテリアに!!
◆ビュバー(buvard)

羽つきペンにインクをつけて文字を書いていた時代、余分なインクを吸い取るために使った、吸水性の高い紙で作ったインク吸取り紙。
万年筆出現によってインクのダラダラからかなり解放されても吸取り紙はまだありましたが、ボールペンが主流になった頃、すっかり消え去ってしまいました。
1950~70年代、ビュバーは企業の広告媒体でした。文具メーカ「ビッグ」のビュバーは有名なサビニャックのイラスト、ガス会社、チーズメーカ、ワインメーカなど、今ではだんだん手に入れるのが難しくなってきています。


◆プロテージュカイエ(protege-cahier)

フランスでは現在でも「ノートカバー」が普通に売られています。フランス人ってほんと、一度買ったものは大切に使い続けます。
教科書は後の学年の子に回して使うのが普通なフランス、日本のように毎年新品が全員にばさっと配られるわけではありません。フランス人の節約志向はこうして子ども時代に培われるのかも。
ここでご紹介するのは1950年前後、企業が広告を印刷し配っていた紙製のものです。
プロテージュカイエにフランスの県一覧や歴史、交通標識など、子ども向けならではのおまけが内側に。
広告イラストとともに、当時のフランス生活を垣間見ることができます。

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